4技能バランス
英語の4技能
英語を学習していくうえで、「読む、聞く、書く、話す」の4技能をバランスよく向上させていくことが大切だとよく言われます。
実際、私自身もそう思いますし、その考え方で英語に取り組んできました。

英検はその意味で4技能をバランスよく学習していくには最高の目安だと考えています。
しかし、生徒さんたちを教えていく中で、とまどったり、自信を無くしたりすることがよくあります。
帰国子女
私の教えてきた生徒さんの中に、小学校5年の夏まで4年間現地校に通っていたお子さんがいました。
お父さんの仕事の関係でしょうが、その生徒さんが5年生の時、英検準1級を受験しましたが不合格でした。
その後、私が指導することになり、彼のリーディングの点数が2割以下なので何とか4割まで上げるよう指導してほしいとのリクエストがありました。
3カ月間、週1回のペースで語彙とリーディングに取り組み、見事、次の回に合格しました。その時の彼のスコアが、リーディング4割、ライティングリスニングともに9割以上で、全体で7割後半のスコアでした。
同じ時期に、私が3年間指導してきた中学生や高校生も準1級を受験しましたが、リーディングは高得点であったものの、ライティングとリスニングが伸びず不合格となりました。
帰国子女の生徒さんにとって英検のライティングとリスニングは海外の学校で培ったレベルで十分対応できるのに対し、海外経験のない生徒さんたちは学習しやすいリーディングに偏ったため不合格になってしまいました。
反省
確かに普段のレッスンの中で、ライティングやリスニングにそんなに時間を割くことは正直難しいのが現状です。
また、ネイティブの講師のように自由自在にライティングとリスニングを教えることにためらいもあり、どうしてもリーディング主体のレッスンになっていました。

悩んだ結果、リーディングの割合を減らして、ライティングとリスニング、そしてスピーキングの時間を大幅に増やしたところ、生徒さん方には好評でよい結果が出そうな気がします。
自分の能力不足からのためらいと、帰国子女への対抗心からリーディングに偏ったレッスンで来たことを反省しています。とにかく殻を破ることと、バランスの良い英語学習を心掛けることの大切さを知りました。