急がば回れ、わかってはいるが・・・
今がチャンス
最近、準1級を合格した高校生と大学生の二人を対象にTOEICのコースを設けレッスンを行っているのですが、その中の一人の高校生が数週間前に初めて受けたTOEIC試験の結果を誇らしく教えてくれました。
700点だったそうです。
TOEICの公式問題集を1冊解き終えてでの初チャレンジなので、まずまずの成果だと思います。
そのあとにいつも通りのレッスンのやり方を変え、なかなかできなかった方法にチャレンジしてみました。
これしかないのだけども
もらった後にその解説を行うだけで、宿題としてリスニングと音読を各問題10回ずつしてくるように言っていましたが、強制したり、やったかどうかの確認をすることはしませんでした。

多くの先生方も賛同されているように、TOEICというよりかは英語学習の極みは、
「会話や英文を一字一句聞き取れるよう、音読とリスニング、さらにシャドーイングを繰り返すこと」
で、いろいろと逡巡したあと私もやっとこの学習法に落ち着きました(ただしつい最近ですが)。
この反復練習が、英語を英語としてインプットしてアウトプットに結びつけるための最も効果のある学習法であると思います。
面倒くさい
ただし、時間がかかって面倒くさいのです。
聞く・読む、の繰り返しを10回一つの会話文や英文で行うのですから、私でさえもうんざりすることが多かったわけで、まして生徒さんのほとんどは宿題としての私の指示も上の空で、完全にやってくる生徒さんはほとんどいませんでした。
私の方も期待しませんし、時間が限られているレッスンの中でこの方法を試したことはありませんでした。
生徒が変わった
700点取ったという報告を誇らしくしていた生徒さんをみて、
「ダメもとで一回この方法をレッスンの中で取り入れてみよう」
と思い立ち、昨日のレッスンの中で初めてトライしてみました。
もちろん10回は無理なのでその半分の5回ずつをトライしてみました。
自信が持てて気分の良い時にと思っての試みでした。
するとどうでしょうか、生徒さんたちがことに気づいたのです。
あとはTOEICの点数を上げていくことの楽しさに目覚め、進んでこの方法に取り組み続けてくれることを祈るだけです。
「やれ!」と言えるように
講師がレッスンの中で教えられる内容や時間は限られていて、生徒が伸びるかどうかは家庭での自主努力しかありません。
仕事でもスポーツでも勉強でも同じですが、同じことを何回も何回も繰り返すことが上達への近道です。
わかっていながら生徒さんたちに強さをもって説得できない自分は捨てて、「やれ!お前ら!」と凄みをもった講師にならなくては(?)