比較級
鯨構文
最近、高校生を対象に中級英文法コースと称して、大学受験に必要な英文法を教えています。
不定詞・現在完了形・関係代名詞という順番(順番の理由はありませんが、英文読解に役立つ順と勝手に思い込みそうしています)で進めてきてそれなりの効果は出ていると思っています。
ところが比較級になると違ってきました。
私自身も高校生の時に比較級を途中で投げ出した経験があります。
中学校ではas A as Bのような原級比較、
taller than himのようないわゆる比較級、
the tallest in the classの最上級
などの基本的な文法を習うのですが、これが高校生になるとやたらと難しくなってくるのです。
いわゆる「鯨構文」と呼ばれる「A whale is no more a fish than a horse .」といったものから始まって、とにかく面倒くさい構文や熟語もどきが多いのです。
大学受験の時は比較を捨てて勉強していました。

あきらめていました
英語を教えるようになって無視するわけにもいかず、いろいろ苦労して理解するようになりましたが、正直言って今でも比較級は私自身嫌いです。
生徒さんにはなるべくわかりやすく教えているつもりですが、私の力不足もあり最終的には各例文を暗記するしかないくらいのことは言っています。
比較的分かりやすいと言われている関先生の参考書を読んでも他の部分とは違ってなじみにくさを感じてしまいます。
実際にはこのような構文もネイティブが読む雑誌や新聞には頻度多く使われているとのことですが、拒否反応の強い私は今でもスルーしていて気づかないのかも知れません。
英語が嫌いになるのでは?
それよりも私がもっと驚いていることは、このような構文を含む文法問題が偏差値的にレベルの高くない大学の入試問題として比較的多く出題されているのです。
偏差値が高い低いではなく、本当に出題する意味があるのかということです。
慶応などの一部難関大学でも出題されていますが、それらは受験生の英語のレベルも高く差をつけるためには必要かとは思いますが、そうではない大学で出題されているのは、受験生に対して失礼でないかという気持ちを否めません。
そんな問題を出して受験生の英語のレベルを決めるよりは、もっと基本的な内容の理解を問う方がよいのではないかと思います。
これは私の個人的な意見ですので違っていたらごめんなさいです。
比較級の難解な構文を飛ばした方が、英語を好きになる生徒さんが多くなるかも知れません。