パターン練習の限界
分ってなかったの?
前々から気になってはいたのですが、英語学習でのパターン練習はあまり効果がないのではないかと思うようになりました。
例えば過去形を学習してもらう際に、現在形の文に過去を表す語句、例えばyesterdayなどを入れて過去形の文にかえるいわゆる書きかえ問題を数多く解いてもらう場合、その場では正しく解答し、「この子は理解できているな」という判断をすることがあります。
しかし、後日同じことをやらせてみると、前回とは違ってまるで理解していない生徒さんが多いのに驚いてしまうことが多いのです。

私はできたのに
同じパターンの書きかえ問題をこなせればある程度理解しているとの判断材料にしてきましたが、そうでもないみたいです。
私自身はこのような書きかえ問題で英語ができるようになったという記憶があるのですが、今の子供さんはいろいろな情報がいろいろな形でインプットされていて、一つのやり方で情報を処理するのは苦手なのかなと思ったりしています。
意識の違い
ただ間違いのないことは、成績の良い生徒さんのほとんどはパターン練習をさらに昇華させた反復練習にマニアックになっているということです。
音読にしろ、書きかえ問題にしろ、彼らは喜々として反復練習を自らしているのです。
恐らく彼らは同じことを無意識のうちに繰り返すのではなく、理解して完全に自分のものにするという意識をもって、同じ文章の音読を繰り返すにしても、1回目と2回目では文中の単語を同義語に置き換えてみたり、状況をなるべく思い描いて音読するなどいろいろな工夫をしているのかもしれません。
まさに「読書百篇」です。
そういう工夫をすることなしにただ機械的にパターンを繰り返すのとでは差が出てくるのは当然で、その場だけ何とかこなせればでは厳しいものがあります。
問題はどのようにして大多数の生徒さんに気づいてもらい工夫をしてもらうかですが、私自身が自らやってみて彼らに教えていくしかないのしら?
これは大変なことです。