生へのトラウマ
電車の中で
先日私用で横浜に行った際に市営地下鉄に数名のアメリカ人の観光客の方たちが乗車されてきました。
さすがに円安のご時世ですが、新横浜ならばいざ知らず、そうではない普通の駅で下車されたので、何か観光名所でもあったかしらなどと思ってしまいました。
そんなことよりその車中で愕然とすることがありました。彼らの話している英語を見事に理解できなかったのです。
わからなかった
彼らは20代男女の7~8名のグループでしたが、仲の良い友達同士らしくごくごく親しげに会話されていました。
人の話に耳を挟むことは失礼だとは重々承知していましたが、英語修行者としての好奇心が優り、すぐ近くで話している彼らの会話を聞き取ろうと耳をそばだててしまいました。

ショックでした。
全く彼らが話していることを理解できませんでした。
おそらく南部出身のアメリカ人で間違いなく英語を話しているのですが、全く聞き取ることができなかったのです。
努力が結びつかず
以前にもこのコーナーで書いたことがありますが、私たちが日常聞いている英語のほとんどは、会話であれニュースであれ、ほとんどは原稿を読み上げているものが多く、聞き取りやすい英語なのです。
最近はマンハッタンの街中で一般の人があたかも普通に会話しているような教材や、映画やドラマを題材とした教材も多くなってきましたが、それでも普通の人が普通のシーンで普通の調子で交わしている会話は少ないように思います。
私もなるべくそのような教材を、少し倍速を早めて聞いてみるなどの工夫はしてきて、以前に比べリスニングは成長したと思っていましたが、自画自賛をしていたにすぎなかったのでした。
いまからどうやって?
「秘密のケンミンシヨー」ではありませんが、日本でも東京の人間が津軽弁や沖縄の皆さんの普通の会話が理解不可能であるように、ニューヨークのアメリカ人がテキサスやニューオリンズなど南部の人が話していることは理解できないと聞きます。
私のレベルはそれどころではなく、生の英語全体に対してまだまだトラウマを持っていて、未だ教科書の中の英語に安住しているみたいです。
いまさらアメリカへの駐在や留学などは考えづらく、果たしてどうすればネイティブに近づけるのでしょうか?
この体験を今夜のレッスンで生徒さんたちに披露してみようと思います。