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go home と go to school

もっともらしい説明

先日レッスン中にある生徒さんから質問があり、

「なぜgo to schoolにはtoが付くのに、go homeにはtoが付かないのか?」

というものでした。

 

答えは当然、schoolは名詞で「~に行く」という表現には前置詞のtoが必要で、homeは名詞ではなく副詞として使われているので既に「~に」という意味が含まれているのでtoは不要ということなのですが、中学1年生に副詞とはという説明を難しいだろうと思った私は次のように答えました。

 

「英語を話す国々の人々にとって、home(家庭)というのは一番大切な場所であって、特別な意味を持っている言葉なので他の言葉とは違ってtoは付けない」

と、もっともらしく適当な答え方をしました。

 

我ながらうまい説明だと思ったくらいで、何も失敗を犯したなどとは露も感じませんでした。

やっちまった!

ところがです、後日同じレッスンの中でgo abroad という言葉が出てきて、同じ生徒さんから、

「abroad(外国に:外国)も彼らにとって特別な場所だからhome同様toを付けなくてもよいのか?」

と聞かれました。

 

その生徒さんは素直に前回の私の説明を受け入れて確認を求めてきただけで、上げ足を取ってやろうとか、この前の説明には無理があったんではなどという疑念の気持ちから質問したわけではありませんでした。

 

やってしまいました!

 

このabroadも完全に副詞でgoという動詞を修飾しているので前置詞toは必要ないのです。

どっちでいくの?

さてどのように言い訳をしようかと思いましたが、素直に副詞と言う品詞の役割を説明して、

「皆が混乱すると思ったのであえてわかりやすく説明したけれど、homeがイギリス人やアメリカ人にとって特別な場所というのは説明しやすくするためでした」

と素直に謝りました。

 

彼らは私が何を言っているのかよく理解できないようで、やっぱり副詞の説明は難しくて満更「彼らのhomeへの強い思いから」という詭弁も間違っていないなどと瞬間思ったりもしましたが、「それではabroadも?」ということになります。

やっぱり、分りやすいのが一番?

今後も同じような問題が出てくると思いますが、先ずは文法どおりに説明してあげるのが必要かとは思う一方、「それじゃあつまらないし、わかってもらえないだろうな」などとも感じます。

 

私も今までに英語の先生にgo homeとgo to schoolの意味の違いを教えてもらった記憶はなく(もしかしたらしっかりと説明されたのかも知れませんが)、英語を話す人々、特にクリスチャンの人々にとって家族が一番大切なのは間違いないことで、やっぱり生徒さんがわかりやすい方がよいかもとの思いを強くする今日この頃です。

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