mostとmost of
溝の口の英会話学校
先日、溝の口の町を久しぶりに歩いていた時に、大学生の時通っていた英会話学校のことをふと思い出しました。
その頃の溝の口と今の溝の口は格段の違いで、当時は細い道に沿って商店が乱立し、ごちゃごちゃ感たっぷりの戦後のドヤ外のような町でした。
名前は忘れてしまいましたが、当時何とか英会話をものにしようと、アルバイトでためたお金で英会話学校に通うことを決めて門をたたきました。
その頃は英会話学校も都内の名門の英会話学校を除くと、ほとんどなかったことを記憶しています。
その学校はアメリカ人の講師が数人だけの小さな学校でした。
Mr.ラーセン
とにもかくにも外人と英語で話すという経験が皆無であった私にとって、その小さな教室は異次元の世界で、かなり緊張しまくっていたように思います。
形式はマンツーマンの個人レッスンで、私の担当はMr.ラーセンというアメリカのシアトル出身の男性で、ひげを蓄え堂々としていたので私よりも相当年上の方かと思っていましたが、実は私と同じ年だと後で知りショックを受けました。

指摘
外見とは違って、とても丁寧にかつ親切に英語を教えてくれましたが、その中で今でもよく覚えているシーンがあります。
それは片言の英語で与えられたトピックについて説明しようとしている時、mostとmost ofの違いを指摘されました。
恐らく私が拙い英語で「Most of people don’t like wars.」といったことを話した時、「most of ではなくmost を使いなさい」みたいなアドバイスを受けました。
何のことを言われているのかわからず、しかもその理由の説明を求めることもできない中、悪い癖で「OK! Thank you!」という意味の全くない対応でごまかしてしまいました。
再確認
それからかなりの間、mostとmost ofを使い分けることなく、さも得意げに英語で話していました。
そんな中ニューヨークに駐在していた時だったかひょんなことで気になり始め、現地のスタッフに聞いてみたところこの二つにははっきりとした使い分けがあることを知りました。
「most ofの後ろには定冠詞のtheや代名詞のthisなどのついた名詞が来てその内容を特定するのに対し、mostのあとには何もつかない名詞がきて特定されない内容を表す!」
何のことやらと思われるかもしれませんが、つまり、
Most of the people in the room are students in this school.はOKですが、
Most of people don’t like wars.はNGと言うことです。
前者は部屋の中の人々でtheもついてかなり特定されていてるのに対し、後者は不特定なのでtheもつかずに Most people don’t like wars.になるということです。
まあ理屈はそうでしょうが、両者の使い分けをあいまいにして今でも書いたり話したりすることもあるのが現実です。
でも教える以上はしっかりしないといけない。
日々反省と後悔です。