Give me a break!
そもそも私が英会話に真面目に取り組み始めたのは、資生堂の研修生として1年間ハワイに滞在していた時でした。
何となく大学か何かの外国人向け英語クラスにでも放り込まれるのかなと思っていたのとは違い、アシスタントマネージャーとして現地のセールスマンや美容部員さんとチームとして働くことでした。
英語には少し自信はあったものの、その根拠はこてこての受験英語で、受験英文法と当時受験生のバイブルであった
「試験に出る英単語」
を駆使したとんでもない英会話だったと思います。
アメリカで日本の古典を勉強する学生が日本で、
「Don’t smoke!」
を古文で通じるものと思い、
「な吸いそ?」
と言って失笑をかったという話を聞いたことがありますが、私の英会話もそんなレベルで、かなりの失笑ものであったと思います。

そんななかで、現地の販売担当とミーティングをしているとき、一人の女性とあることでもめたことがあり、彼女が我慢できずに
「Give me a break!」
と剣呑に言ってきたので、「彼女は疲れていて、休憩が欲しいもの」と思い
「OK, let’s take a coffee break.」
と切り返したところ、その場にいた全員が笑い始めました。
悲しい英会話デビュー 受験英語ベースの会話しかできなかった私には
「Give me a break! 」 が
「いい加減にしてくれ!」
という意味だとは露も知らなかったのです。
今ではかなりの方がご存じかと思いますが、当時の私には未知の言葉で、ちょっと悲しい英会話デビューでした。