わかったふり
またハワイでの話です。
研修が始まり半年くらいたった頃、上司の指示で当時ハワイで最もプレステージの高いLiberty Houseというデパートの化粧品担当のバイヤーとの交渉に1人で向かいました。
ハワイに着いた時から比べると少しはマシになった私の英語ですが、交渉なんてできるわけないと思いながらしぶしぶ出かけました。
案の定、交渉相手の白人女性の言っていることは全くのチンプンカンプン。
緊張も手伝って何を言っているか見当もつかず、にやにやしながら相槌だけをしていたところ彼女が急に怒り出し、
「わかったふりするな!」
と怒鳴ってきました。

英語で何を言ったのか私には理解できませんでしたが、そのような内容を言っていたのだけは雰囲気で分かりました。
恥ずかしさと悔しさでいっぱいでしたが、その場は何とか切り抜けました。
残念ながら彼女とは2度と話す機会はありませんでしたが、今でもあのときのような
“わかったふり”
は今でも少し出てしまいます(笑)
少しぐらいなら何とかなると妙に納得している自分が怖い今日この頃です。