リスニング、精聴多聴
直近の英検準1級の試験で、数人の生徒さんがリーディングとライティングでは合格できるだけの点数は取ることができました!
しかし、残念ながらリスニングが半分も取れず僅差で不合格になってしまいました。
私自身も英検のリスニングにはかなり苦労した方で、6割くらい取れればよい方だったことを覚えています。
英検、特に準1級以上のリスニング問題はTOEICなどと違って、文章の内容が難しく話の展開もトリッキー。上面の理解ではなく会話や文章の論理性や起承転結なども理解できていないと正解に結びつけるのは難しいようです。
リスニング向上のためにレッスンの中で多くの時間を割くことはできず、どうしてもリーディングやライティングに時間をかけるようになってしまい、リスニングは生徒さん自身の自己努力に頼らざるを得ないのが現実です。
そうした中、生徒さんには次の点を意識して自己学習するようにお願いしています。
「多くの問題を聞き流すのではなく、同じ問題を読み内容を理解したうえで、一字一句完全に聞き取れるようにすること」
リスニングというと数多くの会話や文章を何回も聞き、耳を慣らすのが一番と思い込んでいる方が多いようですが、これは違うと思います。

わからない会話や文章は何回聞いてもわかりません。
集中して2~3回聞いてわからないものはしっかりと読み込み、内容を理解したうえで一字一句聞き取れるようにすることがリスニング克服の最短の方法でないかと思います。
この方法でリスニングを得意にした生徒さんもいますが、地味で面倒くさいやり方なので敬遠する生徒さんが多いのが現状です。
聞き流して、何となくわかった気分になっているだけで時間の無駄だと思います。
多聴よりもまずは精聴が必要で、そのあとは同じ内容を1.5倍速で聞く練習を繰り返す。
このパターンがリスニング力アップの必勝法だと私は信じています(諸説あるとは思いますが)。