基本が大事
力任せの英語学習
退職後、私が英語を再び教える気持ちになったのは、それまでの自分自身の英語学習がどれほどひどく不効率だったという反省に基づくものでした。
中学校から始まった私の英語学習は、きちんと理論や理屈に合った合理的でかつ効率的なものではなく、ただがむしゃらで時間をかけることだけを強みとした、力任せで原始的なものだったと思います。

もともと英文法が苦手だったことから、音読や文の暗唱を何回も繰り返しながら、何となく文の意味や会話の内容がわかった気分になっただけの学習方法だったと思います。
お恥ずかしながら、基本5文型や品詞分解に真剣に取り組み始めたのはつい10年くらい前からで、それまでは野武士よろしく修行気取りで
「回数を踏めば自然にものになるはず」
と空回りの学習でした。
それでもある程度のレベルには達し、仕事上の英会話などは難なくこなしていたと思います。
基本に帰る
時間的に余裕ができ始めたのを機に、「もう少しレベルをあげよう」とペーパーバックやNew York Timesなどのネイティブレベルの教材で学習を開始しました。
しかし、想像以上に難しく、今までのようながむしゃらなだけの方法では時間がいくらあっても足りないことに気づきました。
それで基本に戻ることにして今更ながら簡単な文法書を読み始め、基本5文型や品詞分解を理解しながら進めていくと、少しずつですが、日本語で考えることなく英文や会話の内容が英語のまま頭の中を走るようになってきました。
「なんで最初からそうしなかった」
と悔やみました。

最初に基礎をしっかりやっていれば、多分それまでのレベルに達するのに、三分の一くらいの時間で済んだのでないかと思います。
その証拠に私の生徒さんの中には、英語を始めてから5年くらいしかたっていないのに、英検準1級にすでに合格し、日常会話程度なら簡単にこなす子たちもいます。
彼らがあと5年で私を追い越すのでないかと興味シンシンです。
次回からは、英語学習の3種の神器でもあると私が信じる、
基本5文型、品詞分解、音読
がいかに効果的で、どのように生徒さんたちが取り組んでいるかをご案内したいと思います。