音読やり得
耳障りは良くないけど
基本5文型と品詞分解の効用を再点検してきましたが、音読がこれら2つの効用をさらに倍速させる3種の神器の酉なのです。
私の教室では英文を読解していく際にはほとんど一文一文を品詞分解してもらい、各文の構成や文法内容をチェックしながら日本語訳をすすめていきます。
それも、文章を後ろから和訳したり、意訳だらけでプロの翻訳みたいな聞き心地のよい日本語訳ではなく、英文の冒頭からなたでぶった切るように、そのまま順序通りに文法通りで、もろ直訳のとても繊細な和訳とは思えないようなやり方をお願いしています。
最後のしめ
このような野性的な日本語訳で生徒一人一人が英文の言わんとしていることを少し理解出来たら最後のしめは音読です。レッスン中でも3~4回音読を行い、宿題として10回は音読してもらうようにお願いしています。
生徒さんによって差はありますが、多い子は50回程度自宅で音読してきます。
一概には言えませんが、音読の回数と英語の成績はかなりの比例関係にあると思えます。
もちろん時間的に英語に取り組む時間が長くなるので理解力がアップするのは当然ですが、それ以上の効果が音読にはあると思います。

絶対に効果はあるのだけど・・・
音読は字のごとく音を出して読んでいくので、黙読とは違い途中で文章の最初に戻ったり、後ろから意味を考えるたりすることはできません。
声を出しながら読み進めていくので、ただ順序通りに英文に集中していき、日本語訳ではなく英語のままで理解していくしかありません。
最終的には基本5文型や品詞分解などをしなくても、英語を英語のまま理解できるようになります。
そもそも最初から日本語に訳す必要などなくそのまま理解できれば良いのですが、一昔前までの英語教育が「先生の喜ぶきれいな日本語訳」に傾倒していたことから、学ぶ側の生徒が割を食った感があることは否めません(諸説あるでしょうが)。
基本文型も品詞分解も音読で英語を本当に理解できるようになるためのですが、とかく生徒さんがこのことに気づいてくれるには時間がかかります。頭の痛いことです。