TOEICが難しい
ますます難化
先週は英検の内容が変わることについて書きましたが、英語試験のもう一つの柱であるTOEICも最近その内容の難化が著しいと受験者や指導者のあいだで取りざたされています。
英検もそうですが段々受験者のレベルが上がってくると平均点が高くなってきて、英語のレベルを測り高得点者にはそれなりの権威付けを行う本来の使命が希薄となっていくためやむを得ないことだとは思いますが、受験者にとっては一大事です。
今度にしよう
私自身は最近準備ばかりでTOEIC試験自体は受けていないのですが、TOEICマニアの友人に言わせると最近特にここ半年くらいの問題の難化はひどいそうで、900点台後半の最高得点実績を持つ彼が、今まで以上に勉強して本番に臨んでみても、過去の最高点どころか下手すると平気で1割くらい得点がダウンするそうです。
たしかに、公式問題集でさえも最初のVol.1と最新のVol.9を比べるとその難易度の差は歴然としていて、私もあまりの難化に辟易して本番の試験を受けるのをためらいがちで、「もう少し準備してからチャレンジしよう」と後ろ向きの姿勢になっています。

昔がなつかしい
私がTOEICを初めて受験したのは1年間のハワイでの海外研修を終えた後で、今から35年くらい前だったと思います。
その時は確か800点近い得点で会社の国際事業部の先輩に褒められたことを覚えています。
ただ、その時の試験内容は今と比べてかなり優しかっただけでなく、今では絶対あり得ない試験用紙への記入が禁止されてなく(もしかしたら禁止されていたのにお咎めがなかった?)、私は思いっきりポイントとなる文や語句に下線や矢印を弾きまくり、難なく初めての受験でそれなりの成績を収めることができました。
もし今の試験で問題用紙への書き込みが許されているのであれば、おそらく1割近い得点のかさ上げは可能ではないかと思います。
920点じゃあね
昔の難易度で書き込みありなら現代の受験者の大半は900点台に到達可能でしょうが、「TOEICは920点です」と企業の人事担当者に言っても、「あっそう、それで?」と切り返され最終面接まで残ることはないと思います。
そういう意味ではTOEICの難化は至極当然なことで、我々はさらに精進を迫られるだけです。
愚直かつ原始的
その精進ですが最近試している方法で「もしかしたらかなり効果あるかも」と感じる学習法があります。
これは何ら新しくも特異なものでもなくただただ
「リスニング→音読→シャドーイング」
をひたすら繰り返すだけのことで、有名な講師の先生方や多くの受験者が取り組まれている方法です。
最初私は「随分と時間がかかり面倒くさそう」と敬遠していましたが、愚直なまでに原始的なこの方法がよろしいようです。
恥ずかしながら私のやり方をご披露させていただくと、公式問題集1回分200問を解答し採点、其の後リスニング、リーディングパートにかかわらず全問題を「リスニング→音読→シャドーイング」をできたら10回程度続けることです。
現在はリーディングパートとも音声付きの教材があるので好都合です。
ただしかなり面倒くさくて途中で挫けそうになりますがそこは我慢です。
すると、第1回目の200問をこの方法で反復練習したあと次の200問に取り掛かると、会話にしても文章にしても内容が英語のまま頭に入ってきます。
考えてみればスポーツでも勉強でも基礎を徹底させ次のステップに行くのが原則で何ら新しい方法ではありませんが、
「急がば回れ」
とはよく言ったもので、4000問をこのやり方で終わらしたら本番を受けようと思います。
何点まで行くのかは?ですが。