どうしちゃったの?
劇変
生徒さんの学習に対する意欲が急激によくなり、それまでとは雲泥の差で英語に取り組むようになった例はいくつか紹介させていただきましたが、先週また一つ感動ものの話がありましたので、是非ご紹介させてください。
W君という高校生がいますが彼は私の所で3年近く英語を学習している生徒さんで、初めのころは全くやる気のない、指導に手を焼くお子さんでした。
宿題を出してもやってこない、英検の準備はほとんどしない、何度怒鳴ったかわからないくらいの問題児(?)でした。
ところがそのW君が1~2カ月くらい前から劇的によくなったのです。
英検合格と志望校の決定
今年の春に5回くらいの失敗の後に何とか英検2級に合格しました。
その合格も単語や読解のリーディングパートは50点以下で、たまたまライティングの出来が良く90点以上取れたみたいで、いつかこのブログでもご案内した「奇跡のリカバリー」でぎりぎりの合格を勝ち取ったわけでした。
その後学校の進路面接があり志望校をしっかり決めたとのことです。
それからです、彼が変わったのは。

嘘でしょう?
先日彼からこんな依頼がありました。
「単語を覚えたいので、学校で使っている単語帳を使って毎週テストを作ってくれないか?」
単語を覚えるのが何よりも嫌いで、中学生の時同じようなテストを何回か繰り返しましたが、毎週ほとんど零点にちかくあきらめてやめてしまいました。
そんな彼が自らの意思でやりたいと言ってきたのでした。
それだけでも驚きなのですが、私が「毎回40語の範囲から15語問題を出してあげるから、単語の意味を日本語で答える形のテストにしよう」と提案したところ、
「せっかくなので日本語を英語に直す試験にしてほしい」
とのことで、私はわが耳を疑いました。
bedをdebと綴っていたW君ですよ!
そんな彼が「単語のスペルまで完璧に覚える」と宣言したのです。
全く180度人が変わったような印象を受けました。
夢よ、さめないで!
早速1週間後に試験を行ったところ、15問中14問は正解であと1問も一文字のミスだけでした。
あまりの嬉しさで「どうしちゃったの?」と尋ねましたが、彼はなにも答えませんでした。
考えてみると、
・おそらく大学受験の志望校を決めたこととで目の前の目標ができたことと
・奇跡とは言いながら英検2級に受かったことが大きな自信になったこと
この 2つが彼の勉強に対する意識を大きく変えたのだと思います。
一喜一憂ばかりしてはいられませんが、そんな彼がまた心変わりしないようにサポートしていきたいと思います。
こんなことが他の生徒さんにもどんどん起こってくれたら「講師冥利につきるのになあ」と妄想する今日この頃です。