分かりやすく!②
関係代名詞
さて、なるべくわかりやすく英文法を教えるということで、一番頭を痛めたのは関係代名詞でした。
これは普通の中学ですと3年生の2学期くらいに出てくるのですが、受験や英検の準備のためには、もっと早い時期に手をつけなくてはならない難物なのです。
恐らく中学英文法の中では一番理解しずらい内容ではないかと思います。
私が英語を習い始めた時もあまり理解できないまま何となくすまして、其の後何十年もわかったようなわからないようなレベルで済ましていたことを覚えています。
何が何だか
私が初めて関係代名詞を習ったときの先生の説明は以下のようだったと覚えています。
I have a friend (who has been living in New York for over ten years.)
※先行詞(a friend)
※関係代名詞節(who)
上記のような英文を英語の先生が黒板に書いて、whoが関係代名詞で、下線は先行詞だと説明してから、
「私にはニューヨークに10年以上住んでいる友達がいる、という意味で、whoが主語を表す関係代名詞で先行詞のa friendを修飾している。わかったか?」
という感じで、当時中学生だった私には珍紛漢紛でした。

今頃になってやっと
何とか年数と場数で物にはしてきましたが、自分が生徒さんに教えるにあたり、何かやさしい方法はないものかと頭を痛めました。
そこで出てきたのは、
「初めに関係代名詞を使った1つの文があるのではなくて、別々の2つの文が関係代名詞を使って結ばれる」
という教え方でした。
これは何も珍しくもなく、多くの英語の先生が取られている当たり前の教え方だとは思いますが、そのような教え方を受けたことのない私には、まさしく目からうろこでした。
とにかく私自身が関係代名詞というものを初めて完全に理解できたのでした。
わかるかな?
具体的な教え方は次の通りです。
I have a friend. He lives in New York for over ten years.
①2つの文の共通部分はa friendとHe
②2つ目の共通部分Heの役割は主語
③先行詞は人間なので、Heを主語を表す関係代名詞whoに代えて2つの文を合体。
すると、
I have a friend who lives in New York for ten years.
とういう関係代名詞で接続された文の出来上がりというわけです。
あとは、後ろの文の共通部分を目的語にしたり、所有格を使った句に直して、2つの文をガッチャンコする練習を繰り返し行わせるとほとんどの生徒さんは理解してくれているようです。