最近感じる疑問①
え!合格したの?
最近、小学生や中学1年生の生徒さんが英検3級に合格されています。
うれしいニュースなのですが、少し厄介なことが起きています。
本来、英検3級のレベルは中学で学習する内容が基本ですので、そこには多い少ないはおいといたとしても、現在完了形や関係代名詞と言ったいかにも英語らしい文法事項が含まれているのです。
ところがです、最近合格された生徒さんの全員が現在完了や関係代名詞どころか、中学2年生でならうような不定詞や受動態の内容の学習なしで合格しているのです。
大きな勘違い
「合格したのだからいいじゃない!」
と思われるかもしれませんが、これが今後の英語学習に大きな影を投げかけてくるのです。
合格された生徒さんの親御さんたちは、「何々ちゃんは3級に合格したんだから、半年くらいで準2級も合格しますよね?」と、ご自分のお子様方に根拠のない期待をかけてしまうのです。
ところがですよ、彼らは数回過去問を解いただけで合格しているわけで、本来3級合格に必要な文法や語彙の知識は薄く、そのまま準2級の学習に入っても、珍紛漢紛でじきに英語学習への意欲をなくしていってしまうのです。

くわばら、くわばら
今回もそのような生徒さんが2~3人くらい見受けられます。
ここは勇気をもって「お母さん、何々君はもう1回3級の内容を勉強してから準2級を受けた方がよろしいかと思います」と。
親御さんの気持ちはわかります。
内容を深く知らない特にお母様方からは、「合格したのに、何故もう1回やり直さなくてはいけないのですか?」と詰問されそうです。
「お母さんそうではなくて、たまたま受かっただけなんですよ!」
と切り返したい気持ちはありますが、そんなことを言ったらただでさえ生徒集めに四苦八苦しているのに大切な生徒さんを失いかねません。
そんなことはできません。
くわばらくわばら。
結局どうするかは次回のお楽しみということで。